Harpoon3のチュートリアル5章

こちらは私が運営していたゲームブログ「真夜中のほうれん荘」の過去記事を公開状態で保管するために再投稿したものです。



2006.07.31  チュートリアル5章(潜水艦) - SIM(Hapoon3)

チュートリアルの5章をまとめてみました。
ちなみに、ネットで公開されているチュートリアルのページはこちら。
Wiki(英語)

チュートリアル5章「潜水艦の操作」



5章ではミサイルフリゲートではなく、アメリカ海軍のロサンゼルス級攻撃型原子力潜水艦”La Jolla”に乗ってチュートリアルが進みます。
参考:【ロサンゼルス級原子力潜水艦

潜水艦の操作は、前のチュートリアルで教わった移動や戦闘方法と同じです。
加えて、潜水艦の場合は水面下に潜水できるので、速度設定画面で潜水深度を設定する事が出来ます。
潜水深度の設定は、設定画面のラジオボタンで大まかに設定する以外にも、数値を直接入力することも出来ます。



【深度表】
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Surf (水上)   : 0m ”Surface”
Peri (潜望鏡深度): -20m ”Periscope Depth”
Shal (浅深度)  : -50m ”shallow Depth”
Inter(中深度)  :-140m~-500m ”Intermediate Depth”
Deep (深深度)  :-540m(”La Jolla”の限界深度)”Deep Depth”
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左からハープーン3(Harpoon3:H3)での表示、(Harpoon4:H4での表記):数値mは潜水艦”La Jolla”の設定深度

和訳されたH4のルールブックを参照すると下記の様になっているので、H3でも同じ設定になっているのかもしれません。
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潜望鏡深度 0~25m
浅深度   26~50m
中深度   51~500m
深深度   501~1200m
超深深度  1201m~
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以下はチュートリアルで解説されている事を箇条書きにしてみました。

・潜水艦は通常、パッシブ・ソナーを使って索敵します。
 潜水艦の特徴は秘匿性にある為に、アクティブ・ソナーを使って自分の位置を明らかにすることは適切ではないからです。

・手動で発射した武器の補充や発射する武器の種類を変更したい場合は、”Logistics toolbar”ボタンを押して手動でマウント(発射管)に武器を装填しなければなりません。
このチュートリアルで最初から設定されているMK48魚雷から、ハープーン対艦ミサイルに換装する場合などに手動で変更する必要があります。



1)換装するマウント(発射管)を選択する
2)装填する武器をダブルクリックする
3)”MountWeapons”項目の武器の欄にて補充された事を確認する
既に準備されている武器を外す場合は、”MountWeapons”項目の武器の欄をダブルクリックすることで装弾数がゼロになります。

・攻撃時に注意しなければならないのは、水中発射ミサイルの発射時は深度を浅深度(shallow)にしなければなりません。
 これはハープーン対艦ミサイルやトマホーク巡航ミサイルの発射時に当てはまります。

・”Thermocline”(温度躍層)を利用する。
海中には水温が急激に変化する層があり、温度躍層(Thermocline)またはレイヤー(layer)と呼ばれています。
温度躍層は音波を反響させるのでソナーの探知が難しくなります。
H3では温度躍層は”shallow”と”intermediate”の間に存在が設定されていて、これを上手く使うことで秘匿性を高める事が出来ます。
しかし、季節や温度変化の少ない場合は、温度躍層が利用出来ない場合もあるので、注意しなければなりません。

・”Close with the Sub Contact”~”Engage the Sub Contact”
潜水艦の一番の敵は敵の潜水艦になります。
こちらの2項目の解説で敵の潜水艦の真後ろに2~3マイルの距離まで近づく様に指示されます。
これは相手自身のスクリューの音が邪魔になって、ソナーの探知が難しくなる現象を利用した戦術です。
逆にこれらの戦法を回避する為には、適度な間隔で艦首の方向を直角に曲がるように旋回する事で、背後に近寄っている潜水艦を発見する事が出来ます。

温度躍層や潜水艦の接敵の方法などは、マニアックで何が何だか良く分からなかったのですが、映画「レッド・オクトーバーを追え!」の劇中に色々と解説されていました。
原作者であるトム・クランシーがハープーンを軍事資料の一つとして利用していたそうで、劇中にCICスクリーンなどが表示されると思わずニヤリとさせられます。
参考:【itmedia:初代「Harpoon」のヒゲ親父にキュン 2005/11/04 22:41

そんなわけで、詳しくは映画の方を参照してください(笑)
レッド・オクトーバーを追え!




comment
big, 2006/08/01 02:02
なんか、ハマってませんか?ww
しんさく, 2006/08/01 06:58
うんうん、ハマってますね?w
隆之介, 2006/08/01 21:02
ハマってるかもw
H3はゲームというよりはツールに近いですね。
色々想定して検証するのも面白いのですが、ユニットやMAPがリアルデータと連動してるので、ネットで検索して情報を調べたりと、そういう作業が好きな人にはタマらないゲームかもしれません(笑)
ミリ, 2006/08/01 22:59
やはりゲームっぽくないですか(w

映画化されてないけど、レッド・オクトーバーの続編「日米開戦」だと、AWACSを中心とするレーダー網の運用まで出てきますねん(確か中心だったような気が・・・)。ハプーンやると逆に小説の理屈が実感できるのかな?
隆之介, 2006/08/02 20:08
おー「日米開戦」読んだのですか。
ミリさん、意外とこう言う分野も好きだったんですねw
てっきりセーラー服とかセーラー服とかセーラー服とかが好きなのかと思っていました( ̄ー ̄)ニヤリ
ミリ, 2006/08/02 21:43
なんかとてつもなく大きな誤解があるような気がしますな。
好きなのは体操g・・・ゲフゲフ。
こういうの好きですよ。気に入る作品は少ないけど。
隆之介, 2006/08/02 22:24
なるほど、体操gでしたか・・・げほんげほん。
んー、ジャックライアンシリーズ読んでみるかなぁ

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