Harpoon4のルールブックを読んでみる

こちらは私が運営していたゲームブログ「真夜中のほうれん荘」の過去記事を公開状態で保管するために再投稿したものです。



2006.07.29  Harpoon4のルールブックを読んでみる - SIM(Hapoon3)雑記

ハープーンの英文マニュアルを読んでいると、どうも良く分からない説明が出て来る事が多く、そのたびに一つ一つネットで検索して調べる作業に入るのですが、実はこちらのサイトにハープーン4のルールブックが和訳されております。

クロノノーツ
クロノノーツ:和訳アーカイブ「Harpoon 4 メインルール編」

ルールブックを見ると、ゲームの解説本というよりは軍事データの専門書の様な内容ですが、その分読み応えはあります。

こちらはボード版ハープーン4のルールブックなので、コンピュータ版ハープーン3とは細かい箇所でルールが違っているところもあると思いますが、それでもゲームシステムの根本的なコンセプトやリアル指向のルールの解釈をする時の参考になり非常に助かっています。

専門用語が多用された膨大なテキストを翻訳することは、大変な手間と根気と時間がかかる作業になります。
そのような苦労をなさって完成された和訳ルールブックを無料で利用させて頂ける事に、翻訳者とサイトの皆様に感謝申し上げます。



comment
訳者, 2006/10/31 18:13
こんにちは。
H4和文版を半分で放棄したのはなぜかと思ってらっしゃるかもしれません。理由は単純明快で、日本ではヘクスのないウォーゲームは普及しそうもないと思ったのと、ルールの穴がいくつも見つかったためです。
ラリーボンド氏は、小説はあれほど上手いのに、マニュアルライターとしては二流半なので意外に思いながら訳してました。
ヘクスを使用した装いも新たなH5が出ればいいかなとも夢想しております。

PS:UBIが制作していたH4のPC版が座礁したのは残念ですよね。ボンド氏もずいぶん残念がってました。
隆之介, 2006/10/31 23:32
いらっしゃいませ
コメントありがとうございます。
コンピュータ・ウォーゲームで現代海戦モノの作品はなかなか見当たらないので、ハープーンは貴重な存在だと思っております。
座標制のシステムは自由度が高い為に作戦計画の立案や指揮統制を表現するのには適していますが、やはり戦術や戦略を細かい所まで色々試行錯誤できるヘクス制のシステムの方が人気があるようですね。

個人的には次回作で、地上(対地)戦闘ルールをより細かく実装して、海空軍による対テロ作戦支援活動や、地上軍も含めた統合作戦の指揮統制などが再現できるようになったらいいなぁと思っています。
訳者, 2006/11/01 12:49
レスThanksです。余談ですが、
昨日、”Harpoon4”で検索して貴サイトを発見したばかりで、漠然とH3オンリーのサイトなのかな、と思っていましたが、いろいろなゲームにチャレンジされているのですね。
ところでATFとはコアな題材ですね。ならば、これを質・量ともにあっさり追い抜いた(と思う)ゲーム”Point of Attack 2”が超おすすめかもしれません。詳細は、メーカーの
http://www.hpssims.com/Pages/products/POA2/POA2b.html
をご覧ください。ルールもMS Wordで公開されています(一部翻訳中でメーカー許可得たら公開するかも)。

では、またいつの日か!
隆之介, 2006/11/01 20:59
”Point of Attack 2”・・・これは面白そうですね♪
今はBlitzkrieg2の活動をしているので、一段落着いたらこちらをプレイしてみようかと思います。
情報ありがとうございました。

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