今週遊んだボードゲームの感想

今週、家族(子ども、妻、私)で遊んだボードゲーム


  • コスタルアナ 
  • クランク!
  • タンクハンター第2版
  • アンドールの伝説

「コスタルアナ 」

このゲームは手番の最後のプレイヤーが有利なので、ハウスルールでラウンドのはじめにシャーマンがダイスを振り出目によって手番の進行方向が変わるようにしてみた(イニシュと同じ方法だがイニシュではコイン(タイル)トスを行う)。結果は、1ゲームに5ラウンド(5回)しかダイスを振る行為が発生しないので、出目が偏ると変化に乏しく目立った効果は見られなかった。なので、シャーマンが意図的に進行方向を逆回りにすることができるようにすることも考えたが、その代償に何を支払うのか。宝物1個支払うことで逆回りだと勝利点を2点失うことになるのだが、果たしてそれに見合う対価があるのだろうか・・・しばらくは試行錯誤してみる。

「クランク!」

こちらは子どもが大好きなゲームでリクエストを聞くとまずこれが指名される。妻も参加し3人でプレイする。お金が絡むゲームなら絶対に負けない妻なのだが、この手のゲームはなぜか勝てないらしく確かに最下位が多い。今回も子どもが絶好調で、「ひらめき」カード(追加でカード3枚引ける)など美味しいカードを次々と手に入れてダンジョンを突き進んでいく。「死ぬ気で走れ」カード(移動力+2だがクランク+2される)をガンガン使い男気を見せるがこれが中盤からボディブローのように効いてくる。気がつけば私と子どもは共にライフ残り1・・・。妻は「物音をたてる」カード2枚をいつの間にかカード破棄していたのでまるで忍者のように静かにダンジョン内を探索していた。妻が引いたカードでドラゴンのブレスが炸裂。私と息子はダンジョン深部で絶命する。その後、ダンジョンから生還した妻はボーナス+20点で得点計算すると合計96点になり初優勝となった。ダンジョン深部で倒れた残り2人は0点なのだが、悔しさいっぱいの子どもが自分で得点計算をし始める。生還ボーナスなしでも94点だったらしく、悔しさで半泣きの顔だった。我がアプレンティスよ、そこから何を学ぶのだ?

「タンクハンター第2版」

息子と私で対戦。このゲームは戦車などの兵器の種類が多いのでカードを見て絵柄などを楽しむには良いのだが、基本ルールだと実際のプレイではそれほどたくさんのユニットを扱えないのが残念だ。そこでウチではハウスルールでオモチャのコインを用意し、ゲーム前とゲーム中にユニットカードを購入できるようにしている。ゲーム前やゲーム中に資金を消費してユニットを購入するのはデジタルゲームのRTSではお馴染みのシステムだが、1金と10金の2種類のコインを使ってユニットのお買い物をすることで、子どもはコインを使ったお金のやり取り(特にお釣りの計算)の練習が何度もできるのでちょうど良い場になっている。

今回は、全滅しそうになった私の軍団が最後にタイガー戦車を購入し反撃に出た。次々と子どもの軍団をなぎ払い残りはドイツ軍歩兵部隊1個となったところで戦車による蹂躙攻撃と歩兵による肉薄攻撃が繰り返される。共にダイスの出目1が出ずに膠着するがついにタイガー戦車が弾切れ(補給切れ)となる。その直後に歩兵の肉薄攻撃が成功し、まるでドラマのような劇的な勝利となった。当然、子どもは大喜びで笑顔満面だった。えがった、えがった。子どもが大きくなったらアップフロント(UPFRONT:アバロンヒルのWW2戦術級カードゲーム)で対戦したいので、それまではしばらくの間タンクハンター第2版のお世話になりそうだ。

「アンドールの伝説」

第2章を子どもと私で初挑戦する。結果は惨敗。砦に籠るモンスターの討伐に行ったら、圧倒的な攻撃力で2人とも一撃でヌッ殺された。そしてお馴染みの雑魚モンスターの倒しすぎで時間切れ(物語コマが進みすぎる)・・・。このゲームは剣と魔法の世界を扱ってはいるが実態はパズルゲームなので、予め想定された正解の行動をしなければ常にミッション失敗となる。よって初見でクリアはまず不可能だと思う。なのでこのゲームの楽しみ方は失敗を重ねながらパズルを解く過程を楽しむことになるのだが、どうも我が家では私も含めてこの手のゲームは好きではないようだ。ファンタジーの世界というとTRPGやコンピュータRPGのように”自由に移動したり戦闘ができるもの”という固定観念を私も息子も持ってしまっているので、パズルを解くために自分のやりたいことが出来ないまま更にミッションを失敗するのは、とても心苦しいものがある。ざっくり言うと挫折感がハンパない。果たして、このゲームは第5章の最後までプレイが続くのだろうか・・・。




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