今週遊んだボードゲームの感想

今週、家族(子ども、妻、私)で遊んだボードゲーム


  • クマ牧場
  • クランク!
  • 交易王
  • パンデミック

「クマ牧場」
新型コロナウィルス(COVID-19)の影響で子どもが通う小学校は長期休校になった。休みだからといってむやみやたらに外出して遊ぶわけにもいかないので、自宅で暇つぶしができるようにと新たなボードゲームを購入した。実は、何を買おうか探していたところTwitterでお勧めされていたクマ牧場がとても面白そうだったので、今回はツイートに背中を押してもらい購入となった。このゲームはプレイヤーが手番ごとに自分のボードにパズルのパーツを配置していくだけのものなのだが、そのパーツにクマやコアラの可愛い絵が描かれているのが最大の武器となっている。ゲーム終了後の完成したクマ牧場を皆んなで眺めながら感想を言い合うのが実に楽しい。ゲーム開始から終了まできちんとストーリーを感じるゲームとして本当に良くできていると思う。我が家は普段はインタラクション濃厚なバチバチにバトルするゲームをプレイすることが多いのだが、このゲームは妻も子どもも早速お気に入りになったようだ。クマ牧場はバトルもなく家族でのんびりとプレイを楽しめるため、今回の出来事をきっかけに家族で過ごす時間にボードゲームをはじめようと考えている人には自信を持ってお勧めできる。是非とも家族で楽しい時間を過ごしていただきたい。現在、日本全国で大変な状況になっているが早く事態が収束する事を願っています。

「クランク!」
子どものリクエストでプレイする。今回、ダンジョンマーケットに出るカードが最初から高価格なものばかりなので、3人ともカードが買えずに苦しんだ。それでも、序盤から妻のカード引きが良いみたいで強力なカードを全て妻に買い取られてしまう。加えて、適当な宝物を取ってすぐに逃げ戻り始めたのでどうやら今回も妻の優勝になりそうだ。そのため私と息子はあえてリスクをおかし高得点の宝物を狙ってダンジョンの深部へと果敢にアタックする。今日はなぜかいつも以上にモンスター(カード)の出も多く、ドラゴンの炎のブレスで私がバックドローすると、毎回、妻のコマだけを引くのでだんだんと妻の表情がこわばりキレ始めた。妻はダンジョンの出口一歩前で残りライフが2となったので、私がもう1回神の手でバックドローをすれば確実に地獄へ落とせたのだが、運良く移動カードが出て地上へ生還してしまった。この後は毎ターン妻の逆襲が始まるが、私と息子は何とか逃げ延びて地上へ生還できた。3人ともに生還できたのは初めてかもしれない。得点計算をしてみると、なんと私が優勝、子どもが2位、妻が3位となった。たぶん、私と息子はダンジョン深部へ向かう途中で手に入れた小さい宝物などの追加点が大きく影響したのかもしれない。今回も良いストーリーが楽しめた。

「交易王」
子どもが毎回勝つゲーム。なので、今回は私はあえて特殊カードを何も買わずに上手く市場の流れに乗るように努めて商売をしてみた。2ゲームしてともに子どもが優勝。私はどちらも1〜5枚差くらいで2位だった。得点計算の時、100金超えたときは優勝を確信していたのだが、子どもはそれの更に斜め上を行っていた。うーむ、どうやったら勝てるのか?

「パンデミック」
実は、このゲームは我が家で初めて買ったボードゲームであり私が大好きなゲームでもあるので思い入れが強い。しばらくプレイしてなかったので私のリクエストで週末の夕食後に家族で世界を救うことになった。キャラクターはランダムでカードを引いて決めたところ、妻がスタートプレイヤーで危機管理官、私が現場監督・・・ではなく作戦エキスパート、子どもが科学者となった。ゲーム開始時の状況は、感染レベル重度の都市がモスクワ、テヘラン、ホーチミンなので、最初の作戦会議では黒色のウイルスのワクチンを頑張って開発しようということになった。


ゲーム開始時の状況


ゲーム中はアウトブレイクによる連鎖をしないように各地で治療を続けるのだが、だんだんとウイルスが蔓延し世界中に拡散していく。それでも、黄色のウイルスのワクチンが先に完成しそうなので急遽作戦変更し南米方面にメンツが集まる。その影響でアジア方面の蔓延が手に負えなくなり盤面が真っ赤に染まる。ようやく黄色のワクチンは完成し次は青のワクチンの開発に取り掛かる(カードが先に揃いそう)。今回、青のウイルスはほとんど活性化しなかったので助かったが、代わりに黒と赤のウイルスが猛威をふるい、対応が間に合わずアウトブレイクが徐々に発生しはじめる。何とか青と黒のワクチンが完成し、残りは赤のワクチン1つとなった。これが完成すればプレイヤー側の勝利だ。ゲーム終盤で子どもが担当する科学者に赤のカードが4枚揃い、次の科学者の手番でワクチン開発を行えば勝利になるのが見えてきたので、家族全員から歓喜の声が上がる。だが、1手番前の私の手番でプレイヤーカードの山札が尽きてしまい、信じられないことに時間切れでプレイヤー側の敗北となった。ちょー悔しい・・・。


ゲーム終了時の状況


こんな感じでパンデミックは毎回、ドラマチックなストーリーを味わえるので本当に面白い。普段はiPadでデジタル版のパンデミックをソロプレイすることが多いのだが、やはりアナログのボードを広げて盤面を見ながら皆で作戦会議をするのがとても楽しいことが再認識できた。


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