Harpoon3のチュートリアル1章

こちらは私が運営していたゲームブログ「真夜中のほうれん荘」の過去記事を公開状態で保管するために再投稿したものです。



2006.07.26  チュートリアル1章 - SIM(Hapoon3)

ハープーン3(Harpoon3:H3)を手に入れたので早速起動してみます。
英語版のゲームなので、当然ながらゲーム画面やマニュアルは全て英語で書かれています。
よく分からない文章や単語などは、インターネット翻訳サイトを利用して一つ一つ調べながら進める為に、かなりローペースな進行になりそうです。

ゲーム起動直後に現れるシナリオ選択画面


左上の”BattleSet”の項目からシナリオ集(BattleSet)を選び、その中に含まれているシナリオを右上の”Scenario Name”の項目から選びます。

無論、初めてなので”Tutorial”から”Lesson I: Orientaion”を選んでOKを押してみます。

チュートリアルの1章が起動したところ

ゲーム画面はデフォルトでは800*600のウインドウモードで起動するようになっていて、画面の設定は”harpoon3.ini”ファイルを書き変える事で変更できました。
書き換える場合は、いつでも最初の状態に戻せるようにファイルのコピーを取っておくと良いでしょう。


C:¥Program Files¥Harpoon 3 Advanced Naval Warfare¥harpoon3.ini
; ================================
; Super VGA Modes Supported
; ================================
; 101 640 x 480 x 256
; 103 800 x 600 x 256
; 105 1024 x 768 x 256
; 107 1280 x 1024 x 256
;
; Anything other than one of the
; listed modes results in the
; screen resolution set to 101
; ================================

SVGAMode 105


私のPCは1280*1024の画面なので、ゲーム画面は1024*768のサイズにしました。
これは余白の場所を使ってMSメッセンジャーでチャットをしたり、他のファイルを参照したりする為です。

戦闘エリアとなるフィールドMAPがこちら

このチュートリアルのMAPは、イギリスとフランスの地形が判別できるところから大西洋沖を舞台としたMAPだと分かります。

H3では陸地の境界線はこのようにワイヤーフレームで表現されていて、最近流行りのジオラマチックなゲームと比べると派手さで見劣りしますが、CICスクリーンと呼ばれる現実の軍用コンピュータシステムを模した画面になっているので、実はこの方がリアルだったりします。
(似ているのは、このゲームが作られた80’~90’年代のコンピュータシステムの画面であり、最新のシステムはコンピュータの高性能化により、よりカラフルなフルカラー画面になっていると思われます(笑))

”Map Preferences”画面で設定するとMAP画面の表示を色々変えることが出来ます

”Land Elevations”をONにして、陸地部分に”+”で印をつけてみたところ

”Water Depths”をONにして、海の深さによって”+”の色を変えて表示させてみたところ

同じ地域を”Google マップ”を使ってサテライト表示してみたところ

”Water Depths”をONでのMAPと”Google マップ”を見比べてみると、画面左下へ行くにつれて深くなっている事が見事にデータ化されている事が分かります。
残念ながら海底の地形や海流などの要素は再現されていませんが、天候はデータ化(ランダム効果かどうかは現在未確認)されています。

続いてMAPに表示されるユニットを見てみます。

今回操作する艦船が○記号で表されている

艦船ユニットも外見をデフォルメされたアイコン型のグラフィックではなく、アメリカ海軍の海軍戦術データシステム(Navy Tactical Data System:NTDS)で用いられる記号が使われています。

NTDSのシンボル一覧はこちら。HOSTが敵、UNKNが未確認、FRNDが味方です

シンボルを”Stylized”に変更することもでき、

画面のユニットはこのように表示が変わります

Stylizedのシンボル一覧はこちら。HOSTが敵、UNKNが未確認、FRNDが味方です

慣れてしまえば判別しやすいのでNTDSタイプでプレイする事を考えていますが、ブログの画像として使う場合はStylizedの方が分かりやすいかな?

他にもメニューを色々見ていると、画面の色も変更する事が出来るようです。

デフォルトとしていくつかの色パレットが提供されています

”Aegis Display”にしたところ。イージス艦のコンピュータシステムを模したものかな?

”Conventional Display”にしたところ
Windows95~98時代のクラシックカラーっぽくなりました

ゲーム内のMAPやユニットの色も好みで変更する事が出来るようです

MAPカラーの”Background”を変更してみると、

今まで黒だった背景色が変更されました。見やすいかどうかは別として・・・(笑)

それでは、ここからは肝心の艦船ユニットの操作をしてみます。
チュートリアルを読んでみると、ユニットの移動を指示する時には、ナビゲーターボタンを押してカーソルがペンの形になったら、移動したい位置へクリックするだけで良いと書いてあります。

実際に針路を設定してみる。クリックするだけで針路が決定されるので非常に便利

艦船が移動するのを確認する為にゲーム時間を進めてみる

上から、
”Time Compression : 0 Paused”でゲーム停止状態
”Time Compression : 1 Sec.”でリアル1秒につきゲーム時間の1秒が経過する状態
”Time Compression : 5 Min.”でリアル1秒につきゲーム時間の5分が経過する状態
基本的にはリアル1秒=ゲーム時間1秒で進める事になると思いますが、ゲーム開始当初の進軍中などは時間圧縮をかけて、プレイ時間の短縮をした方が良いかもしれません。

”Unit Status”画面を見ると、コースと速度がちゃんと設定されている

あとは、画面を眺めていると、艦船が指定した針路を進んで行くのが分かる
ちなみに艦船の周りを囲む赤い円は、対空および対艦攻撃兵器の射程距離を表しています

以上で、とりあえず始めての出航は無事任務完了のようです。
チュートリアルの1章は、画面の見方や使い方を覚えるためのもので、実際の艦船の操作は2章以降で扱われます。


comment
しんさく, 2006/07/27 08:05
黒の背景に緑のワイヤーの画面だと、いやが上にも緊張感が高まりますよね(笑
しかし、懇切丁寧な解説、非常に有り難いです。
隆之介, 2006/07/27 21:35
相変わらず英語が全くダメなので、実は結構意味を間違って解釈してるかもしれません( ̄ー ̄)ニヤリ
ま、それでも何とかなるからいっかって感じです(笑)

このブログの人気の投稿

決戦!! サンタンデール / Santander '37 (Bonsai Games,SNAFU Design)をソロプレイ

エクアドル・ペルー戦争 / Equatorial Clash (Bonsai Games,SNAFU Design)をソロプレイする

X3:Reunion研究白書2008 目次

天下布武 対戦プレイ 20200501

ウォーゲーム「Islamic State Libya War」のソリテアAAR

レッドドラゴンライジング / Red Dragon Risingを親子で対戦

ブログの目次

Armored Task Forceを使って陸戦で指揮統制する

コンフリクトオブヒーローズ / Conflict of Heroes: AtB3をソロプレイ

Storm Over Madrid 1936: "Miracle of November"をソロプレイ