今週遊んだボードゲームの感想

今週、家族(子ども、妻、私)で遊んだボードゲーム

  • プエルトリコ
  • クマ牧場
  • インカの黄金
  • コスタルアナ
  • 交易王

「プエルトリコ」
出荷で高得点が出せることを知った妻が出荷戦略をとる。私は今回は大農場帝国を建てて妻の出荷攻撃に対抗しながら、ギルドホール建設で追加VPの獲得を目指す作戦をとる。子どもはコーヒーやタバコの生産体制を整えて金策ができるようにと自分で考えたようだ。それでも、妻の出荷猛攻が凄まじく終わってみれば52点を取って優勝だった。私は41点で2位。ちょー悔しい。今後、しばらくはiOS版プエルトリコHD(デジタル)のソロプレイで出荷を潰す作戦を練る日々が続くのであった・・・。

プエルトリコ


「クマ牧場」
ハウスルールで子どもにハンデ+3をつけてのプレイ。これは、子どもに先に3回分の手番を自由に行わせ、4手目から全員で通常の手番を行うルールとなる。クマ牧場を久しぶりにプレイした妻が調子が掴めず、いつも以上に長考する。しまいには形の合わないタイルを都合よく合うように折ろうとする暴挙が見られたので、慌てて子どもと2人で制止する。「タイルが合わないなら折ればいいじゃない」という考えに至る人間は危険すぎるので、十分に注意しなければならない。結果は、妻と私が74点、子どもが75点で子どもの優勝となった。大喜びの息子、えがったえがった。

クマ牧場


「インカの黄金」
子どものリクエストでプレイ。最近は、子どもが自信満々でゲーム進行をしてくれる。今回は、妻がガチで優勝を狙っているらしく、珍しく私へのバッティングによる妨害が少ない。それならやりやすいので私はのうのうと行って戻ってを繰り返す。一方の、果敢に突撃する妻。しかし、普段から慣れていないせいか引き際のタイミングが合わず次々に撃沈していく。大笑いすると妻が逆ギレして手に負えなくなるので、ニヤニヤして見守る私・・・。結果は、子どもに3枚差をつけて私の優勝。果敢に攻めた妻は残念ながら最下位だった。このゲームはこういった簡単な駆け引きが人生劇場として短時間で楽しめて面白いと思う。

インカの黄金


「コスタルアナ」
私の大好きなゲーム。子どもが気を利かせてリクエストしてくれた。しかしながら、我が家では展開は毎回同じで私vs妻と子という1対2の戦いを強いられるマゾいゲームとなっている。だが、それがいい・・・。そんなわけで、今回も1対2で散々いじめられたのだが奮闘し何とか2位に食い込んだ。優勝はだいたい妻か子どもなのだが、今回は妻の優勝となった。ゲーム中は小学校低学年の子どもが結構深い一手を打ってくるので正直驚いた。このゲームは、出す手札カードから相手の作戦を見抜く読み合いと、島に配置するコマによるエリアマジョリティの戦いの2つの読み合いが楽しめる仕組みなのだが、プレイヤーは時計回りの順番で手番を処理をしていくので盤面の移り変わりが結構激しい。それを見込んでコマの配置などをしていく必要がある。そんな中で、子どもが打った手が一見無駄に見えたものが1周して自分の手番になってみると、とても効果的な一手だったことに気づかされたことが何度かあった。考えた上での一手なのか直感的な一手なのかは分からないが、子どものゲームセンスが上がってきているのは実感できた。

コスタルアナ 


「交易王」
子どものリクエストでプレイ。こちらは親2人がガチで戦っても勝てないほど子どもが得意なゲームだ。ゲームを見ていると、イニシアティブを持った積極的な攻勢、つまり勢いに乗ったゲームプレイが強いことを実感する。今回も、子どもの勢いは止まらないため親は子どもの商売に乗っかる形でおこぼれをもらう。乗り遅れると大損をするので親も必死だ。終わってみれば、結果は子どもの優勝。ポイントは100点以上稼いでいた。お金のゲームが得意な妻は、このゲームだけはなぜか勝てないといつも嘆く。私が見たところ、長考するタイプの妻は現在主流の内政型のゲーム(リソースマネジメント系のスピードレース)とは相性が良いように見える。一方で、ゲーム中のランダム要素が強かったり、プレイヤー間で発生している場の流れのような空気感を読んで対応した手を打っていくタイプのゲームは苦手のようだ。この、よく分からないはっきりとしない状況で何かの手を打って次につなげていく系のゲーム(昔のマルチなど)は、最適解があるのかないのかはゲーム中は明確でないことが多いので、最適解が分からないまま手を打つことに対して何かモヤモヤしたものを感じるのだろう、たぶん。



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