今週遊んだボードゲームの感想

今週、家族（子ども、妻、私）で遊んだボードゲーム

• カタン
• ジャイプル
• コスタルアナ
• 操り人形

「カタン」

家族からのリクエストで平日にプレイ。いつも冴えない貧乏領主の私が、珍しく資源産出しまくりでマップの半分を横断するほどの道路を建設。まるで、そそり立つ万里の長城の様なそのバリケードで自国の広大な領土を守る。そのまま他を圧倒し優勝。気分が良いのでここで終わりにして勝ち逃げしたかったのだが、「全然面白くない・・・」と不満を述べる子どもと妻に脅されるように催促され無理やり2ゲーム目に突入する。今度はいつも通りの安定した貧乏領主に戻りぶっちぎりの最下位だった。ゲーム終了までに建設できたのは道路2本のみ。あまりの資源の出なさに交渉すらできない。仕舞いにはチャリティーで子どもから木を恵んでもらう有様。そんなこんなで私にとってカタンはいつも心の修行の場になっている。さて、あと何回プレイすれば悟りの境地に達するだろうか。

「ジャイプル」

2人用ゲームなので私と子どもで対戦する。子どもの方は、まだまだ素直なので枚数が揃えば安い商品でもどんどん買っていき、空いた分の補充で高い商品が出現し私に取られてしまう。2連勝して私が勝つ。それを見ていた妻が乱入。たちまち市場は泥臭い取引に変わる。高い商品が出なければ1枚取って1枚補充の牛歩戦術をする妻。対抗してそれに合わせると市場の商品が全く動かなくなる。どちらが最後まで我慢できるか・・・。ジャイプルはいつから洗面器ゲームになったのだろうか？埒が明かないのでラクダ戦法に切り替えて素早く商品を回転させるがゲーム後に採点してみれば結局、負けている。売ったり買ったりとかお金が絡むゲームは絶対に妻には勝てないのだが、その分、勝った妻はしばらくの間ご機嫌なので損して得とれとなっている。つまり、我が家では次のボードゲームを買うための稟議書を通したければお金の絡むゲームをしろということである。

「コスタルアナ」

これは私の大好きなゲームの一つ。家族3人でプレイするのだが1ゲームの5ラウンドがあっという間に終わるので「もう1回」と気軽に言えるのが良い。そのくせに相手の作戦の読み合いやブラフ、駆け引きなど多彩なテクニックを味わえるので、プレイ後の”ゲームした感”は相当に充実している。本当は、私は「イニシュ」（日本語版）をプレイしたいのだが、小学校低学年の息子はイニシュのアクションカードに書かれた漢字入りの文章がまだ読めないので、今は代わりにこちらのゲームで遊んでいる。コスタルアナの方はカードに文章は書かれていないので、遊び方を説明したら子どもは直ぐにプレイできた。実際のプレイでは、子どもはマイペースに自分のやりたいことをやっているのだが、裏では私と妻がガチガチの駆け引きをしていて熾烈極まるバトルを繰り広げている。5ラウンド終わって採点すると2人は削りあいで互いに消耗し、漁夫の利で子どもが勝つというお約束の展開だった。2ゲームして子どもが2連勝し大喜びする。よかった、よかった。

「操り人形」

コスタルアナで勝てなかった妻が「これじゃ寝られない」と不満を爆発させ、自ら操り人形の外箱を持ってきたため急遽ゲームをすることになった。これは勝たせないと朝までプレイさせられるやつだ。結局、妻が優勝し終了。文字通り操り人形のように操られたゲームだった。

ところで、コスタルアナの購入前にカードのサイズが知りたかったのだが、ネットで調べても見つけることができなかったのでここに記載しておく。

カードのサイズは63mm*88mmなので、スリーブを購入する際は「ポーカーサイズ」「スタンダードサイズ」「トレーディングカードサイズ」などと呼ばれるものを選ぶことになる。枚数はメインカード72枚と島カード10枚の計82枚なので、私は82枚にスリーブを付けた後、ゲーム毎にシャッフルする手札用のカード72枚にはエンボス加工したアウタースリーブを追加で付けている。